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もちっと弾力!ナッツ好きにはたまらない常識破りの「ミックスパウンド」(兵庫県西宮市)

今回は、兵庫県の西宮市にある洋菓子屋、「アトリエタケ」の竹中さんにお話をうかがいました。逸品が誕生したきっかけや、お菓子の常識から外れた材料選択について教えてくれました。

掲載日:2017-07-11

インタビューに答えてくれた方
アトリエタケ / 代表 竹中広明さん
もともとは料理人を目指していたが、研修で訪れたレストランで働く先輩パティシエの姿にあこがれ、パティシエになろうと決意する。
関西の洋菓子店を数軒めぐり、20年もの研鑚を重ね、2011年9月、ついに「アトリエタケ」をオープン。

学生時代からパティシエを目指されていたんですか?

いや、そんなことはなかったです。中学生のとき、「手に職をつけよう」と思って工業高校の電気科に入ったんですよ。実習になると作業服を着て、電柱に登り、配線をいじったりしてましたね 笑
周りはそのまま工場とかに就職する人が多かったですけど、私はなぜかレストランに就職することになりました。

何かをつくるのが好きだったんですね。

そうですね、高校生のときは料理をつくるのも好きで、自分で色々つくったりしてました。レストランに就職した後は、ケーキ専門店、ワッフル専門店、パン専門店など、色々なところで働きましたよ。
そこで技術や、職人としての考え方を勉強させてもらって、6年前に独立しました。

何でもできるんですね!この場所にお店を出したのはどうしてなんでしょうか?

兵庫県の西宮市周辺を自転車で回って、いい場所がないかを探してたんですけど、最終的には物件の形が気に入ってここにしました。普通の建物って上から見ると四角形ですよね?このお店、上から見たら三角形なんですよ。だから、入り口も角にあって。そこに惚れましたね。

目の付け所が変わってますね 笑 独立されて大変だと思うことは何ですか?

お店を開いて一番「失敗したな」と思うのは、周りに駐車場がないことですね 笑
開店準備のとき、駐車場にまで気が回らなかったんですよ。お客さんからも「駐車場ないの?」とよく聞かれるので、今でも後悔してます…。

すぐに移転するわけにもいかないですからね。お店をやってきて、大切にしていることは何でしょうか?

やっぱり人との繋がりが大切だと思いますね。上下関係のある縦の繋がりもそうですし、異業種との横の繋がりも大切にしています。周辺のお店の集まりに参加させてもらっていて、色々な業種の方が集まるので本当に勉強になることが多くて。
そこで親しくなった方や、その方のご友人がお店に来てくれることも多く、日々繋がりの大切さを実感します。

それでは逸品を紹介してください。

「ミックスパウンド」という商品で、くるみとレーズンをミックスした生地に、いちじく、ヘーゼルナッツ、ピスタチオなどを敷き詰めたパウンドケーキです。しっとりとした生地の食感と素材同士のマッチングを楽しんでいただきたいですね。

こちらは、いつからある商品なんですか?

オープン当初からある商品です。前に働いていたワッフル専門店で僕が開発した商品が元になっているんですけど、独立したときに「これはええわ」と思って改良を加えた上で商品に採用したんですよ 笑

そうなんですね。こだわりはなんでしょうか?

僕は商品ジャンルごとにテーマを設けていまして、パウンドケーキだったら「ドリンクなしで食べられること」を大切にしています。そのため、もちっと弾力があるのが特徴です。
パウンドケーキは「薄力粉」を使うのが一般的ですが、この「ミックスパウンド」はより粘り気が強い「強力粉」をメインに使っているんですよ。

お菓子には薄力粉を使うのが一般的ですよね?

そうですが、どんなお菓子をつくるにしても結局独自の配合をつくってしまうんですよ。けどあまり考え過ぎてもあれなので、試行錯誤はそんなにせずに直感で決めることが多いですね。

面白いですね。それでは最後に、お客様へ一言をお願いします。

パウンドケーキは4種類ご用意していて、3つは定番の「ミックス」「抹茶」「オレンジ」で、もう1つは季節によって「チーズ」「栗」「チョコ」「桜」などをご用意しています。ぜひ好きなお味を探してみて下さい。

竹中さんはコワモテですがとてもシャイな方でした。お話し中にさり気なくカメラを向けると、その度に視線をそらされてしまって…。結局対談中にはカメラ目線のショットは撮れませんでした 笑
店舗はのどかな住宅街にあり、産直で仕入れた四季折々のフルーツをつかったケーキも人気です。

PENGY編集部

ミックスパウンド

価格:1個 1,550円

店舗情報

店名:アトリエタケ

住所:兵庫県西宮市北名次町1-1

ホームページ:http://in-works.sakura.ne.jp/site/c_west/atelier-take/index.cgi